30代から始めるエイジングケアのポイント
30代になると、徐々にエイジングサインが気になり始め、エイジングケアを意識する方が増えてきます。しかし、エイジングケアを目的としたスキンケアの仕方や化粧品の選び方などが分からない方も多いのでは?そこで、今回は、30代で始めるエイジングケアのポイントについてご紹介します。
30代におすすめのエイジングケア化粧品
30代で初めてエイジングケア化粧品を選ぶ場合、30代では、減りつつあるとはいえ、まだ皮脂分泌が十分な場合が多いので、水分の蒸発を防ぐ乳液やクリームより、化粧水や美容液からエイジングケア化粧品を取り入れてもみましょう。
化粧水は水の配合比率が高いので、保湿成分としては水溶性のグリセリンやBG、プロテオグリカン、コラーゲン、ヒアルロン酸などが配合されていますが、エイジングケアを考えた場合は、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体のいずれか、または両方が配合されているものがよい選択肢の1つです。
30代には、特に、エイジングケアにいくつもの役割を果たすビタミンC誘導体化粧水、中でもAPPS化粧水がおすすめです。また、水溶性のエイジングケア化粧品成分には、ナールスゲンやネオダーミルがあります。ナールスゲンには、即効性はありませんが、1~3カ月で肌の水分量を増やすデータもあるので、保湿とエイジングケアの両方に期待ができます。
美容液は、化粧水と比較すると、保湿成分やエイジングケア化粧品成分が高い濃度で配合されており、油溶性の成分も配合されています。本格的なエイジングケアを考える場合は、自分に合ったエイジングケア美容液を1つ選ぶのもよいでしょう。
まだ、それほど肌の衰えが少ない30代は、目元や口元などに集中的に美容液を使うのも1つの方法です。美容液に配合される保湿成分としては、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがありますが、中でもヒト型セラミドが高い保湿力でおすすめです。
プロテオグリカンもヒアルロン酸と同等、もしくはそれ以上の保湿力がある成分なのでおすすめです。エイジングケア化粧品成分しては、コラーゲンを増やすサポートをするナールスゲンやネオダーミル、高い抗酸化力があるフラーレンやアスタキサンチン、ほかにも、コエンザイムQ10、エルゴチオネイン、EGFなどがあります。ビタミンA誘導体も美容液に配合される油溶性成分の1つですが、刺激があるので使用には注意が必要です。
30代の顔以外のエイジングケア
エイジングは顔だけでなく、手肌でも起こります。手肌は紫外線を浴びる時間も長く、シミやしわが目立ちやすいパーツです。
さらに、冬の乾燥の季節は、手荒れやあかぎれなどを起こすリスクも高くなります。30代からは、冬だけでなく、春夏でもしっかりとハンドケアを心がけましょう。
特に、紫外線によるダメージは、手肌にも悪影響を与えるので、顔のエイジングケア同様に、保湿、紫外線対策を行うことが大切です。一般的な、ハンドクリームは、油溶性の成分が多く水分を保持することよりも、水分の蒸発を防ぐことを重視したものが多いので、30代からのエイジングケアで、より高い保湿力やエイジングケアを目指すなら、セラミドやナールスゲンなどを配合したハンドクリームをおすすめします。
また、30代になると、女性でも薄毛や抜け毛が気になる方がいます。顔だけでなく、頭皮や毛髪もエイジングで衰えるからです。30代からの抜け毛を予防するためには、刺激の少ないものを選んで正しく使いましょう。
まとめ
30歳前後に起こっている肌内部の変化によって、30代を過ぎると、乾燥、シミ、しわ、たるみなどが目立ってきてしまいます。だから、30代ではエイジングケアに関する知識を早い時期から身につけ、エイジングケア化粧品によるスキンケアに加え、日常生活で内側から肌をケアすることを心がけましょう。